2010年12月10日金曜日

Japanese Games

「ビットワールド」は、NHK教育テレビで毎週金曜に放送されている子供向けのバラエティ番組。話題になっているのは、11月19日のオンエアで登場した探索Games「ミオとモジャビーを救え!幽霊屋敷の謎」です。早速ゲームを始めてみましょう。
▽ NHK / ビットワールド - ビットワールド・ナウ- 2010/11/19
タイトルの通り、Gamesの舞台はとある幽霊屋敷。仮面を付けた謎の集団に捕らえられた番組キャラクターのミオとモジャビーを助けるため、屋敷の中を探索します。
屋敷の中にはいくつかの部屋があり、それぞれに怪しげなアイテムがたくさん置かれています。部屋の中のあちこちをクリックしてヒントを探してみましょう。様々な変化が現れます。
途中、謎を解く鍵となるアイテムがもらえることも。アイテムを使ってさらに探索を続けていきましょう。またGames内ではホラー調の演出が随所に仕掛けられており、エフェクトや効果音などなかなかの本格派です。
はてなブックマークのコメント欄では「これ夜にやったらこええええよwww」「昭和の空気演出がすごい」といった声が集まっているこのゲーム。チャレンジした編集部スタッフからも「予想以上に怖い」「夜中に1人ではできない」という感想が聞こえてきました。ビットワールド公式サイトでは、シミュレーションGamesや育成Gamesなど、他にもたくさんのオリジナルGamesで遊ぶことができます。あなたもチャレンジしてみませんか?
「Angry Birds」をご存知だろうか?
発売は2009年12月。日本ではさほど注目されていないが、米国、英国など、全世界で超ヒットを続けているiPhoneGamesだ。開発元はフィンランドのRovio社で、最も売れているのはiPhone版だ。
ただしGamesははやりのソーシャルGamesではない。Apple Game Centerに対応した、とてもシンプルなパズルアクションだ。ゲームがどんなものかは、こちらの動画を見ていただければわかるだろう。

超ヒットしたiPhone版に続き、iPad版、Palm版、Android版を開発。また、Season版など派生タイトルも登場。さらには、ニンテンドーDS、PSP、PS3向けも現在開発中だ。
で、この超ヒットゲームの収益モデルが公開されたので報告したい。
まずダウンロード数は4200万回に達しており、うちペイド・ダウンロードが1200万回。なんと30%近い有償率だ。(残り3000万回はFREE版である「Angry Birds Lite」、限定12画面のもの)
ダウンロード単価は国やプラットフォームによって異なっている。例えばiPhone版は米国で0.99ドル、日本で115円。またiPad版は米国で4.99ドル、日本で600円など。
ただ圧倒的にiPhone版が売れているので、シンプルに単価を100円と設定すると、1200万回 × 100円 = 12億円 を、約1年間で稼いだことになる。
しかも驚きなのはこの10月に発売されたAndroid版だ。Android Market は国によってルールが異なり、複雑なため、Revio社はFREE版として提供し、広告モデルにしたところ、なんとすでに月100万ドル(約8400万円)の広告収入があるという。
つまり、iPhone系からはダウンロード収入、Android版からの広告収入をあわせると、現時点では優に月間2億円を超える収入を単体Gamesであげていると予想される。
ちなみにRovio社は年初に社員数12名、現在は40名。かなりウハウハ状態のようで、今後は多面的なプラットフォーム展開、さらにテレビ広告なども検討中とのことだ。
とにかく、このGamesは愛されている。例えば、こんなトレーラー動画が、YouTubeで1100万回超も再生されているのだ。

iPhoneGamesは、Games内課金をするソーシャルGamesはともかく、単純なダウンロードGamesで設けるのはかなり困難なこととされていた。が、はやり世界市場でのヒット作となるとスケールが違うようだ。
ということで、もし未体験の方がいれば、無料版もあるので、ぜひ試されてはいかがでしょうか?
ちなみにiPhone無料版は こちら です。